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[STEPN]【考察】レインボースニーカー排出確率の今後について

GMTアーニングのレインボープールおよびレインボースニーカーについて、悲観的な意見が多く見られますね。主な要因にレインボープールの実装タイミングレインボースニーカーの排出確率の低さがあると思いますが、ここでは後者の要因について私なりの考察を述べたいと思います。

本記事の内容はすべて私の推測によるものです。正しいという保証はありません。

結論

レインボースニーカーの排出確率は0.4%という説が広く信じられているように思いますが、この確率は今後上方修正される可能性が高いと考えています。以下に理由を述べます。

この0.4%という数字は2/557回という非常に少ないサンプル数から算出されたものなので確率が収束しておらず信憑性に欠けますが、ここでは「ユーザーがどのくらいの確率だと考えているか」が重要なので、0.4%であると仮定して話を進めます。

考察

設計から読み取れる運営の意図

レインボースニーカーは当初の開発計画では予定されておらず、スニーカー(特に低レアリティのもの)の供給過多による価格低下を解消するために追加で実装されたものです。リターンの非常に大きいレインボープールを呼び水として、ユーザーによるエンハンスを促進してスニーカーの数を減らす施策です。

スニーカーの生成状況やバーン状況、フロアプライスなどの推移がすべて見えている運営には、当然「どの程度スニーカーを減らすか」という目標値が存在するはずです。これは推測ですが、バーン状況などの定量データから定期的に達成状況を監視し、その達成状況を見て排出確率を調整していく計画なのではないかと考えます。

これは、レインボースニーカーの排出確率がWhite Paperに明記されておらず、あえて “small chance” という曖昧な表現で記載されていることからも推測可能です。

運営の当初計画と現在の達成状況

上記の推測が正しいとして、運営の当初計画と現在の達成状況を予想します。結論、現時点のエンハンス回数(スニーカーの減少具合)は運営の目標値を大幅に下回っているものと思われます。

現在、レインボースニーカーの画像データは50,000足分用意されています。レインボースニーカーの画像データにはNFTのIDとは別のユニークな数字がデザインされています。これがすでに50,000足分静的に用意されている(動的に生成されるものではない)ことを考えると、現時点の開発計画から試算した最大数量があらかじめ用意されているという仮説が浮上します。

STEPN運営は、現時点で2030年までのGMT配布計画を公表しています。このことから、ざっくり8年分のレインボースニーカーの生成予定数は50,000足であると運営は計画したものと仮定します。

この場合、以下の式が成り立ちます。この試算をもとに0.4%という排出確率を設定した、という仮定です。

  • 8年間のエンハンスの目標回数 × レインボースニーカーの排出確率 = 50,000足

レインボースニーカーの実装は2022年10月12日。本記事を執筆している10月27日(15日経過)時点のレインボースニーカーの生成数は推定100足です。また、直近での想定生成数は1日あたり平均2足。この傾向が今後8年間継続した場合、以下の結果になります。

  • 100足 + (( 365日 × 8年 ) - 15日) × 2足 = 5,910足

明らかに少ないですね。8年間という前提にズレがある可能性は否めませんが、運営の目標値からは大きく乖離しているであろうことは明らかです。

レインボースニーカーの排出数などに関しては、すわはすさんがNoteで公開されています。とてもおもしろい記事ですよ。
【STEPN】虹靴の数を知るマル秘な方法|すわはす

今後の調整予想

上記の状況から推測するに、考えられる調整は冒頭に述べたとおり「レインボースニーカーの排出確率が上方修正される」です。現時点では多くのユーザーがレインボースニーカー獲得のためのエンハンスは宝くじであると考えており、これがエンハンスの促進を阻害していると考えられます。排出確率が上方修正されて「これなら手に入るかも」という期待がユーザーに生まれれば、エンハンスの試行回数が増えて運営の意図したスニーカー数の減少につながるのではと予想します。

一方、レインボープールの実装がユーザーの予想より大幅に早かったことに対する不満を受け、クラシックプールとレインボープールのGMT配分比率を変更する(クラシックの比率を上げる)案も検討されているようです。これは基本的には運営の意図と逆行します。クラシックプールで満足するユーザーが増えるほどエンハンスの促進は阻害され、スニーカーとGMTのバーンは滞り、双方の価格低下につながります

ただ、ユーザー心理の悪化は無視できないレベルに達していると運営も感じているかと思いますので、ユーザーの溜飲を下げるためにもこの案が採用される可能性も低くないと予想します。

まとめ

本記事のまとめです。

まとめ
  • レインボースニーカーによるエンハンスの促進状況は、運営の目標値を下回っている可能性が高い。
  • レインボースニーカーの排出確率は、目標値との乖離状況を見て定期的に調整される計画である可能性が高い。
  • レインボースニーカーの排出確率は今後上方修正される可能性が高い。

以上です。厳しい状況ではありますが、楽しいSTEPNライフを!

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